【ストーリー】
R15+指定。三上博史が『予言』以来14年ぶりに映画主演を務め、劇作家・俳優など多彩に活躍する宅間孝行の監督・脚本で描いたワンシチュエーションの群像劇。歌舞伎町のラブホテルを舞台に、登場人物たちの化かし合いを映し出す。共演に酒井若菜、波岡一喜、三浦萌、柴田理恵、阿部力ら。歌舞伎町のラブホテル 828号室。警察官の間宮(三上博史)は部屋の隅にビデオカメラをセットして、勤務中にもかかわらずデリヘル嬢の麗華(三浦萌)とお楽しみ中。麗華に“弱みを握られている”間宮は、横領した金を彼女に貢いでいるのだった。そんな濡れ場に、間宮の妻で婦警の詩織(酒井若菜)が踏み込んでくる!取調べさながらの勢いで2人の関係を問いただす詩織と、その場を取り繕う間宮。ラブホ内で風俗嬢をはさんだ夫婦喧嘩が繰り広げられる。しかし状況が一変。妻からは責められ、麗華からは愛想を尽かされた間宮が取り乱し、銃で麗華を撃ってしまったのだ。死体を処理して遺棄するしかない状況で間宮が呼んだのは、かつて犯罪行為を見逃したことで “弱みを握っている”ヤクの売人ウォン(波岡一喜)。3人で殺人の隠蔽を図ろうとしたその時、部屋のチャイムが・・・。デリヘルのマネージャー小泉(阿部力)が、終了時間になっても連絡が取れない麗華を探して部屋に現れる。詩織とウォンは死体とともにバスルームに隠れ、間宮は小泉に追い込まれながらも何とか言いくるめて部屋からの脱出を試みる。小泉の事務所で時間稼ぎの説明をしている間に、詩織とウォンが死体を運び出すプランだが・・・。
【スタッフ】
- 監督:宅間孝行
- 脚本:宅間孝行
- 撮影:山中敏康
【キャスト】
- 三上博史
- 酒井若菜
- 波岡一喜
- 三浦萌
- 樋口和貞
- 伊藤高史
- 柴田理恵
- 阿部力
【情報】
- 製作:日本
- 上映時間:105分
- 公開日:2019年1月18日