【ストーリー】
R18+指定。事件後の定の取り調べと、定と吉蔵の「最後の七日間」を克明に描き出すことで、誰も目にしたことのない阿部定の物語が今ここに!昭和11年の“阿部定事件”を、定自身による供述や手記、発言に若干の脚色を加え、新たな解釈で映画化した実録エロティックドラマ。定の取り調べの模様や吉蔵との最後の7日間をリアルに再現し、事件の意外な真相を描く。『新釈・四畳半襖の下張り』の監督・愛染恭子、主演・麻美ゆまのコンビが再集結。共演は、『たとえ世界が終わっても』の松田信行。昭和11年5月。料亭の住み込み女中・阿部定は、情夫である料亭の主人・石田吉蔵の殺害と死体損壊の嫌疑で、警察の取り調べを受けている。刑事の執拗な訊問にも、定は犯行について是認も否認もしない。やがて定の口から、吉蔵の死と、その死体から局部を切り取るまでの経緯が語られる。そこには、常軌を逸した快楽に溺れた、男と女の凄まじい愛欲の世界があった。
【スタッフ】
- 監督:愛染恭子
- 脚本:福原彰
- 撮影:中尾正人
【キャスト】
- 麻美ゆま
- 松田信行
- 佐々木麻由子
- 飯島大介
- 菅田俊
- 鶴西大空
- 中谷千絵
【情報】
- 製作:日本
- 上映時間:75分
- 公開日:2011年6月18日