【ストーリー】
『紙の月』の宮沢りえ主演、家族の愛を描いた感動ドラマ。夫が蒸発し、中学生の娘がイジメに苦しむ中、突然余命2ヵ月と宣告された主人公が、絶望することなく持ち前の明るさで家族の再建に奔走していく姿を描く。第40回日本アカデミー賞で、宮沢りえと杉咲花が最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞を受賞。銭湯・幸の湯を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘を育てていた。そんなある日突然、余命2ヶ月という宣告を受ける。その日から彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。
1.家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる
2.気が優しすぎる娘を独り立ちさせる
3.娘をある人に会わせる
その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。そして家族は、究極の愛をこめて、母を葬(おく)ることを決意する。
【スタッフ】
- 監督:中野量太
- 脚本:中野量太
- 撮影:池内義浩
【キャスト】
- 宮沢りえ
- 杉咲花
- 篠原ゆき子
- 駿河太郎
- 伊東蒼
- 松坂桃李
- オダギリジョー
【情報】
- 製作:日本
- 上映時間:125分
- 公開日:2016年10月29日