【ストーリー】
巨匠アルフレッド・ヒッチコックが『風と共に去りぬ』で知られる名プロデューサー、デビッド・O・セルズニックに招かれ製作した、アメリカ進出初作品となるゴシック・ロマン。第13回アカデミー作品賞受賞。英国コーンウォル海岸近くにマンダレイという荘園を持ったマキシム・デ・ウインターはモンテカルロで知り合った娘と結婚して帰邸した。彼は美しい先妻レベッカを失って、2度目の結婚であった。家政婦のデンヴァー夫人は、レベッカへの熱愛から、新夫人を成上りの闖入者扱にし、レベッカの居間は生前のままに保存していた。死後も尚レベッカが家を支配しているようだった。恒例の仮装舞踏会のとき、デンヴァー夫人のすすめで、新夫人は廊下にかけられた美しい画像の婦人と同じ衣裳をつけたが、それがひどくマキシムを驚かし心を傷つけたようであった。画像の女性はレベッカだったのであった。
【スタッフ】
- 監督:アルフレッド・ヒッチコック
- 脚本:ロバート・E・シャーウッド、ジョーン・ハリソン
- 撮影:ジョージ・バーンズ
【キャスト】
- ローレンス・オリヴィエ
- ジョーン・フォンテイン
- ジョージ・サンダース
- ジュディス・アンダーソン
- グラディス・クーパー
- レオ・G・キャロル
【情報】
- 原題:REBECCA
- 制作:アメリカ
- 上映時間:130分
- 公開:1951年4月24日