【ストーリー】
同性愛が禁じられたケニアで暮らす2人の少女の初恋を、音楽、ファッション、ダンスなどのアフリカンカルチャーと共に描く青春ストーリー。2018年・第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、ケニア映画として初めてカンヌ国際映画祭に出品された。監督は、長編映画監督デビュー作でアフリカのアカデミー賞を獲得し、その後の作品でも数々の賞の栄誉を受け、今最も輝く才能と絶賛されているワヌリ・カヒウ。主人公を演じるのは、ミュージシャンで本作が映画初出演となるサマンサ・ムガシア。看護師になるのが目標のケナは、古いしきたりにとらわれた周囲の人たちに満たされない想いを抱えていた。両親は離婚し、ナイロビで母と暮らしていたが、国会議員に立候補した父のことは応援している。そんな時、父の対立候補の娘で自由奔放なジキと出会う。互いに強く惹かれたふたりは、「私たちは本物になろう」と誓い合う。だが、友情が愛情へと変わり始めた時、ふたりはこの恋は命がけだと知ることになる・・・。
【スタッフ】
- 監督:ワヌリ・カヒウ
- 脚本:ワヌリ・カヒウ、ジェナ・バス
- 撮影:クリストファー・ウェッセルズ
【キャスト】
- サマンサ・ムガシア
- シェイラ・ムニヴァ
- ジミ・ガツ
- ニニ・ワシェラ
- デニス・ムショカ
- パトリシア・アミラ
【情報】
- 原題:RAFIKI
- 制作:ケニア、南アフリカ、フランス、レバノン、ノルウェー、オランダ、ドイツ
- 上映時間:82分
- 公開:2019年11月9日