【ストーリー】
アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実をリアルに描き、アカデミー賞3部門にノミネートされたサスペンス・アクション『ボーダーライン』の続編。麻薬カルテルの壊滅に乗り出すCIAの特別捜査官と、彼が雇う暗殺者を映し出す。『暗黒街』などのステファノ・ソッリマが監督を務める。前作に引き続いて『エスコバル 楽園の掟』などのベニチオ・デル・トロ、『ミルク』などのジョシュ・ブローリンが出演。脚本を、前作に引き続きテイラー・シェリダンが担当した。アメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる・・・。
【スタッフ】
- 監督:ステファノ・ソッリマ
- 脚本:テイラー・シェリダン
- 撮影:ダリウス・ウォルスキー
【キャスト】
- ベニチオ・デル・トロ
- ジョシュ・ブローリン
- イザベラ・モナー
- マシュー・モディーン
- キャサリン・キーナー
- ジェフリー・ドノバン
- イライジャ・ロドリゲス
- マヌエル・ガルシア=ルルフォ
- デヴィッド・カスタニーダ
【情報】
- 原題:SICARIO: DAY OF THE SOLDADO
- 制作:アメリカ
- 上映時間:122分
- 公開:2018年11月16日