【ストーリー】
CCという愛称で親しまれたイタリアの美人女優クラウディア・カルディナーレと、『ウエスト・サイド物語』で知られるジョージ・チャキリスが共演した社会派メロドラマの名作。カルロ・カッソーラの同名小説をルイジ・コメンチーニとマルチェロ・フォンダートが脚色し、『パンと恋と夢』のルイジ・コメンチーニが監督を務めた。ファシズムの傷跡が濃厚に残る、第二次世界大戦末期の北イタリア。農村の娘マーラは、死んだ兄とともにパルチザンとして戦っていたブーベに恋をし、婚約する。しかしブーベは、ファシストの憲兵とその息子を殺すという事件を起こし、追われる身に。国外逃亡したブーベと離ればなれになったマーラは彼を待とうとするが、誠実な青年ステファノと出会い、心を揺らす。そこにブーベが捕らえられたという知らせが届く。
【スタッフ】
- 監督:ルイジ・コメンチーニ
- 脚本:ルイジ・コメンチーニ、マルチェロ・フォンダート
- 撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
【キャスト】
- クラウディア・カルディナーレ
- ジョージ・チャキリス
- マルク・ミシェル
- ダニー・パリス
- モニーク・ビタ
【情報】
- 原題:LA RAGAZZA DI BUBE
- 制作:イタリア
- 上映時間:111分
- 公開:1964年9月12日