【ストーリー】
R15+指定。スティーグ・ラーソンの3部作1作目「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」を『セブン』や『ゾディアック』のデヴィッド・フィンチャー監督で映画化したミステリー・サスペンス。白夜のスウェーデンを舞台に、数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに彩られた物語が展開する。スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青「ドラゴン・タトゥー」が異彩を放っていた。意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった。
【スタッフ】
- 監督:デビッド・フィンチャー
- 脚本:スティーブン・ザイリアン
- 撮影:ジェフ・クローネンウェス
【キャスト】
- ダニエル・クレイグ
- ルーニー・マーラ
- クリストファー・プラマー
- ステラン・スカルスガルド
- スティーブン・バーコフ
- ロビン・ライト
- ヨリック・バン・バーヘニンゲン
- ジョエリー・リチャードソン
- ジェラルディン・ジェームズ
- ゴラン・ビシュニック
- ドナルド・サムター
- ウルフ・フリバーグ
- インガ・ランドグレー
- マッツ・アンデルソン
- エバ・フリトヨフソン
- エロディ・ユン
- ジョセフィン・スプランド
- エンベス・デイビッツ
【情報】
- 原題:THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
- 制作:アメリカ
- 上映時間:158分
- 公開:2012年2月10日