【ストーリー】
『レオン』のリュック・ベッソン監督が、フランスの国民的英雄として知られる女性ジャンヌ・ダルクの生涯を独自の解釈で捉えて、ミラ・ジョヴォビッチ主演で映画化。姉を殺されたトラウマにより、ジャンヌは神の幻想を見たのか、という解釈がなされているが、その偉業が神の奇跡だったのか、救世主を欲した時代の波だったのか、結論は観客に委ねられる。ジョヴォヴィッチの鬼気迫る熱演が実り、ジャンヌが血まみれで戦場に立つ姿は凄惨なまでに美しい。15世紀、イギリスとの戦争に明け暮れるフランスに突如現れた17歳の少女、ジャンヌ・ダルク。「神の声を聞いた」というジャンヌは、国王の元を訪れ自分にフランス軍を指揮させてくれるよう懇願する。果たして少女に国が救えるのか?疑問視する周囲をよそ目に、烈火の如く激した彼女は、劣勢のフランス軍を率いて奇跡的な勝利を収める。だが栄光も束の間、彼女には過酷な運命が待ち受けていた。
【スタッフ】
- 監督:リュック・ベッソン
- 脚本:リュック・ベッソン、アンドリュー・バーキン
- 撮影:ティエリー・アルボガスト
【キャスト】
- ミラ・ジョヴォヴィッチ
- ジョン・マルコヴィッチ
- フェイ・ダナウェイ
- ダスティン・ホフマン
- ヴァンサン・カッセル
- パスカル・グレゴリー
- チェッキー・カリョ
【情報】
- 原題:JOAN OF ARC
- 制作:フランス
- 上映時間:157分
- 公開:1999年12月11日