ザ・スクエア 思いやりの聖域

ザ・スクエア 思いやりの聖域

【ストーリー】

『フレンチアルプスで起きたこと』などのリューベン・オストルンド監督が、第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマンドラマ。アート界で成功を収めた男性がさまざまなトラブルに見舞われる様子をエレガントかつ痛烈な笑いを込めて描き、他者への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を浮き彫りにする。クリスティアンは現代美術館のキュレーター。洗練されたファッションに身を包み、バツイチだが2人の愛すべき娘を持ち、そのキャリアは順風満帆のように見えた。彼は次の展覧会で「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示すると発表する。その中では「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」という「思いやりの聖域」をテーマにした参加型アートで、現代社会に蔓延るエゴイズムや貧富の格差に一石を投じる狙いがあった。ある日、携帯と財布を盗まれてしまったクリスティアンは、GPS機能を使って犯人の住むマンションを突き止めると、全戸に脅迫めいたビラを配って犯人を炙り出そうとする。その甲斐あって、数日経つと無事に盗まれた物は手元に戻ってきた。彼は深く安堵する。一方、やり手のPR会社は、お披露目間近の「ザ・スクエア」について、画期的なプロモーションを持ちかける。それは、作品のコンセプトと真逆のメッセージを流し、わざと炎上させて、情報を拡散させるという手法だった。その目論見は見事に成功するが、世間の怒りはクリスティアンの予想をはるかに超え、皮肉な事に「ザ・スクエア」は彼の社会的地位を脅かす存在となっていく。

 

【スタッフ】

  • 監督:リューベン・オストルンド
  • 脚本:リューベン・オストルンド
  • 撮影:フレドリック・ウェンツェル

 

【キャスト】

  • クレス・バング
  • エリザベス・モス
  • ドミニク・ウエスト
  • テリー・ノタリー

 

 


 

【情報】

  • 原題:THE SQUARE
  • 制作:スウェーデン、ドイツ、フランス、デンマーク
  • 上映時間:151分
  • 公開:2018年4月28日

 

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